先月は久しぶりの海外でベトナムに行っていた。有給2日も使ったが。
コロナもあったから社会人になってから初の海外。
ビジネスを経験してから視察にいく海外は学生時代の観点とはまた全然違って結構面白かった。
ベトナムがオフショア開発の拠点に選ばれる理由も、IT以外の日系企業が進出する理由もわかった。
正直、現地でリアルな声を聞いて現場を見るまでは何でベトナムを推す人も会社もいるのか分からなかった。
でも本当にベトナムは熱いと思う。
正確には30-40年前の日本でうまく行ったビジネスモデルをそのまま持ってきて、現地用にローカライズさせれば恐らく同じように上手くいく。
日本人と近しいベトナム人の真面目な気質もそれを感じさせた。
飲食業、IT業、士業、貸金業、人材業、色んな人の話を聞いてそう思ったけど、1番強く実感したのはイオンモールかな。
ベトナムもそうなんだけど、学生時代に回った東南アジアはどこの国にも家の前に店を開く個人商店がどこにでもあった。
いつもこれって儲かるのかな?とか思ってたんだけど、本当どこにでもあるから多分生きていくのには困らないぐらいは儲かるんだと思う。
だけど、イオンモールでの人だかりを見たときに「日本での個人商店や商店街が潰れていった様にイオンの一人勝ちになる」って確信した。
それほど大きな衝撃だった。
現地の人たち向けの物販で恐らく少し高級なんだが、それでも溢れるほどの人がいた。普通にイオンなのに。
多分まずはポジションを確立する為にテナントとかも料金を下げて、販売コストを現地の人が届く料金にして、
日本と同様に綺麗な内装やトイレ、ゲームセンター含めて色んなショップがある。それが現地の人には本当に新しかったんだろう。
ショッピングモールは昔からあった様だけど、ほとんどが現地の富裕層or外国人向け。ただイオンだけは庶民向けに関わらずクオリティが高かった。
※人があんまりいないエリアを撮ってもこれ。
日本にはない人の勢いとビジネスチャンスをベトナムに感じたし、高度経済成長やバブルの時の日本を疑似体験できる気がした。
本当すげーなって思った。正直めちゃめちゃ面白かったからもっと他の国を見てみたいと思ったし、
今後の俺の会社でも海外進出って選択肢は絶対消さないでおこうと思った。
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でも最初はやっぱり日本、東京だよな。今回の視察で俺自身は経営者としてまだまだだなって思ったし、もっともっと努力というか、本気で物事に向き合わないとダメだなっても思った。
今の会社の社長は29歳1ヶ月で弁護士事務所を作って、29歳6ヶ月で今の会社を作って39歳の誕生日3日前に上場した。
俺も今月末で29歳。挑戦したいよね、やっぱ。