基準の話

今の基準を上げるは困難で、下げるのは超容易。

そして下げた基準を再び上げるのは困難という事を先週は学んだ。

 

ここ2週間ぐらいはブログも書けず、運動も出来ず、自炊も出来ず、本も読めずという日々が続いた。

僕が怠惰なのもそうなんだけど、一番の要因は今月の商談が100件弱って所にあると思う。笑

20営業日だとしても1日に5商談があり、そこに対しての準備、履歴の記録(SF更新)、御礼メール、振り返り。これだけで1日が終了し、7時半に家を出て、帰宅は日付を超える事もあった。

確かに仕事以外に時間をかけるのは難しかったが、仕事だけなら、有難い事に前職での経験があるから、正直あんまりきつくなかった。笑

 

ただ仕事以外の時間も自己成長に当ててた2週間前に比べれば今の現状は大分危ういし、基準を下げている。

仕事だけのサイクルに陥ると起こりやすくなる事は、目の前の仕事がこなし作業になる事。振り返りが出来ず細かい改善が出来ない為、1週間経っても、1ヶ月経っても自分が成長してない事が多々ある。

 

今の基準を一つ上げる必要がある。

仕事に集中しながら、学びと運動、栄養を考えて食事をとるという事。

今週は仕事にプラスαが出来る時間をとって、先週の自分の基準を超えたいと思う。

 

ここまでは自分の基準という話なんだけど、チームの基準も若干気になっている。

営業の基本である記録に残すって事が出来てない人が多い。

 

お客様とのやりとりは基本的にフロントに立つ営業しか知らない。

毎月50件の商談があったとして、年間で600件、メンバー5人いれば3000件の商談になる。3000件のお客様のやりとりは全て営業が情報を握っていて、その記録が残っている残ってないは会社にとって死活問題だと思う。

何を目的にあってくれたのか、なんで買いたいと思ったのか、ハードルは何か、なぜ競合に負けたか、それらの重要な情報を営業が記録してないのは、会社の資産(情報)を貯めてない事だし、仕事を全うできてない。

 

厳しい言葉になってしまうが、会社としてはその人の受注率が上がるかよりも資産が蓄積されているかの方が重要だと思う。全ての商談に出来る限りに記載をする事が当たり前。とりあえず更新とか一部の情報とかじゃなくて、お客様とのやりとりでの重点を残す事は背景を知る上でも重要。

 

会社での人間関係と成果を考えるとまだいうタイミングではないが、7月で売上目標を達成して、8月で営業一位の成績を出して発言の説得力を持たせたら、更新の徹底を周知しよう。

(サンプルだけど、いつも下記は最低限残している)

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◆会社名:
◆規模:
◆事業内容:
◆部署:
◆事前想定課題:
◆グループ、同業他社導入事例

◆商談内容:
・検討している理由、現状の課題

・利用を想定している用途、その頻度

・比較サービス

・BANT条件
予算→
決裁権→
ニーズ→
導入時期→

◆導入への課題や障壁:
◆次のアクション: 
◆クロージング時期:
◆確度:

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営業が記録を残さない事は入力が複雑とか時間がないとかじゃなくて、多分他の根本的な理由がある。

個別に理由があるんだが、まずは僕が基準を高くする事を徹底しよう。そして結果を出そう、口先野郎の発言は基本的に誰も聞かない。

 

チーム内で最も多い商談数の中でも、記録を残す・メール送信などの凡事徹底を行い、仕事以外の事でも成長に対して投資を行い、翌月しっかり結果を出す。

来月の目標はこれかな。