やります。
やれます。
やってみせます。
僕の好きな漫画の一つ、【クニミツの政】で主人公の国光がある飲食チェーンの社長に1日で2800食の蕎麦を作り上げてこい。という難題を出された時に言った言葉です。
僕は、今までしっかり向き合ってこなかったことに正面から向き合い、無理難題のようなアイディアを形にしようとこの2日間で決めました。
SlushAsiaTokyo2017
昨日と今日の2日間、SlushAsiaTokyo 2017というスタートアップ関連のイベントに参加してきました。
今回のイベントの特徴は大きく3つ。
①基調講演のスピーカーが凄い。
未上場の企業では時価総額が世界最大の企業【Uber】の創設者の方や世界でもトップクラスのオートモバイル市場でのシェアを誇る【Nissan】のカルロス社長などの多くのゲストスピーカーが訪れていました。スピーチの中で、これからの未来やスタートアップを目指す人たちへのメッセージをお話ししてくれました。
②スタートアップのピッチが面白い
今回のイベントでは、シード段階(Ideaはあるがプロトタイプを持っていない)のスタートアップからアーリーステージ(プロトタイプを持っていたり、プロダクトをリリースし始めた)のスタートアップまで全80チームがプレゼンを行い、勝敗を競っていました。
その中でもひと際輝いていたのが、目が見えない人向けのスマートウォッチである【Dot】でした。
時計の文字盤部分を点字仕様にし、メッセージや時間などによって点字の位置が変化するため、目の見えない人でも、ツイッターが投稿できたり、ニュースが読めたりするというものでした。
更に、これは従来の目が見えない人向けの他のプロダクトと比べると10分の1も開発コストを抑えることに成功し、既に14万人の人からプレオーダーが入っているとのことでした。
世界初の視覚障がい者向け点字スマートウォッチ「Dot」間もなく発売開始、日本語対応も予定 | Techable(テッカブル)
優勝したDotはメインスポンサーであるリクルートから1000万円の賞金をもらい、今後の活動を更に広げていくとのことでした。
③イベントは全て英語のみ
日本人のスピーカーも、外国人のスピーカーも全て英語でのプレゼンを行い、英語での質疑応答を行っていました。これには、驚きと戸惑いが付きまといました。
驚きは、ここまで徹底してやるのかというものであり、戸惑いはこんなに日本人は英語が話せないものなのか。ということでした。
英語のあまり話せていなかった日本人のスタートアップの人たちは、ジャッジの質問にもあまり答えることができていませんでした。
2日間通しての感想ですが、、、
一言で言うと「悔しい」というイベントでした。
僕もスタートアップに興味があり、英語も学び、シリコンバレーに行ったにもかかわらず、何もまだ生み出していない。
アイディアをアイディアのまま終わらせており、形にできていない自分に本当に腹が立つ思いでした。
やらないと意味がないし、やった人だけが何かを変えることができる。
そして、誰も見たことがない、新しいものを創り出そうと、0から挑戦するスタートアップには強い憧れを感じました。
「I'm sure that We can change the world much better」
今回のピッチコンテストで優勝したDotのCEOが言っていた言葉です。
彼らは本気で世界を変えることができると信じています。
僕らもそういう一人になる為に、まずはこのアイディアを形にした。
2017年12月までには一つの成果を皆さんの前で発表できるように頑張ります。