富士登山とSoftBank World2017に参加して

7/18~20の3日間で、日本の頂きを二つ見てきました。

 

一つは、富士山を登り山頂からご来光を。

もう一つは、SoftBank World2017で孫正義さんの講演を。

 

富士山の登山は、登り7時間で下りが3時間。

もはや修行というだいぶ苦しいものでした。

 

カヨウ二人、夜の8時から真っ暗で雷雨が鳴り響く富士山の中へ。

僕ら以外の人は見当たらなく、隣を見れば真っ暗な森が続き、大雨に打たれる。こんなに悪いコンディションの富士登山ってあるのか?って思うぐらい最初はヒドい道のりでした。

 

だけど、7合目の休憩地点に着くまでには、雨は上がり、薄っすら星が見えるように。

山小屋で2時間ほど睡眠をとり、7合目から再び山頂を目指し始める。

 

後半の登山は本当にきつかった。

空気は薄く、疲れはピークで、登山当初は弾んでいた会話も一切なくなり、頂上は全く見えない。

 

だけど、絶対近づいている。

って自分に言い聞かせながら今すぐ帰りたいという気持ちを押し殺して登っていました。

 

登山って不思議なもので、こんな風に苦しい時ほど色んなことを考えるんですよ。

 

その時の僕が考えていたのは、

「自分の人生ではどんな山に挑戦したいのか?」

「今の僕は登山のように愚直に一歩一歩目指している夢や目標に近づいているのか?」

ということでした。

 

そんなことを考えている内に頂上が少しずつ見えてきました。

 

そして、やっとの思いで頂上に足をおけた時は本当に嬉しかった。

やりきった後に飲むコーラは本当に美味しかった。

(コーラと頂上に到達した時の喜びが大きすぎて、ご来光への感動が普通だったことは内緒。笑)

 

富士山の頂上でさっき考えていたことをふと思い出し、こんな結論に。

 

自分たちが今やっていることや登ろうとしている山(夢や目標)が本当にベストな選択なのかは分からないけど、目の前のことを一生懸命やること、今できることを積み上げること、その過程をどれだけ愚直に続けれるかが一番の近道かもしれないと思いました。

 

というか登りきるまで、やってみるまでは分からない。結局、振り返ってからしか気づけないよな。だから頑張ろうとこっそり心に誓った富士登山でした。

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富士登山が終わった次の日に僕はSoftBank World2017に参加してきました。

僕がずっと憧れだった孫正義さんのお話を聞くために。

 

孫さんは日本一の資産を持っている人であり、日本で最も海外での影響力がある個人です。(少なくとも僕はそう思ってる。)

 

だから、40年後の僕はこうありたいという思いで見てきました。

 

感想は、

やっぱスケールが違ったし、色んな困難を乗り越えて、みんなができないと思うことを成し遂げてきた孫さんだからこそ実現できそうにない夢でも「この人はやり遂げるな」って思わせることができる。

 

10兆円のファンドを作り、シンギラリティをこれから起こし、SoftBankを人類で最も貢献する企業にする!という孫さんの姿勢はかっこよかった。

僕もこんな人に成りたいと素直に思いました。

 

孫さんのお話を聞いている時に、自分とのありえないほどのギャップを実感していました。

沖縄から世界的企業を出したい!って言っているけど、僕の言葉にはやはり説得力がない。そのために積み上げてきたものが薄いから。

自分は全然経験値も少ないし、実現できることも少ない。

 

と。。。。

 

だけどこの3日間で、

目指したい山が少しだけ見え、目の前のことを愚直に繰り返すことの強さを実感することができたから、もっと努力しよう。

 

とりあえず今は、Seafoodを実現させたい。出したアイデアを事業として形にでき、一人でも多くの人に自分たちの作った商品を届けれる人に成りたい。というかなる。

 

それが今年と来年の目標かな。