会社設立しました。正直な気持ち。

3週間近く続いた法務局とのやりとりが終わり、

8/21(火)に株式会社X Healthが設立できました。

(本当は最初に書類を提出した8/3が書類上の設立日だけど、8/21が大安だから21で。笑)

 

憧れていた社長とか起業家とか言われるやつに肩書き上はなりました。

だけどあんまり実感はありません。

 

初めて社長になりたいと思ったのは、小学4年生の社会の時間。

当時親から公務員になったら安泰だよ!給料高いし!と言われてて、公務員になるかプロバスケ選手になりたいなって思っていた僕に、社会の井上先生が一言。

「友人の社長がフランスの家具を輸入して売って年商1億円なんだよねー」

 

その時は本当にびっくりしました。

え?公務員の何倍?だったら社長になったら好きなバッシュも買えるし、皮のボールも買えるし、試合の日にウィーダーも飲み放題じゃん!と思いました。笑

 

バスケをやってたからプロ選手になりたいと思っていたけど、試合にスタメンで出れない僕がプロ選手になれるとは本気で思ってなかった。

そんな時に聞いたこの話で社長になるって決めました。

 

大学2年生の時に、LINEを作った森川さんと食事した際に社長から起業家になりたいと思いました。

僕が森川さんに会ったタイミングはちょうど来月でLINEの社長を辞めますと言うタイミングでした。

 

食事の時に、LINEを創った裏側の想いとその成功を捨ててC Channelと言う新しい事に挑戦する森川さんの姿勢。

静かで大らかだけれども、一つ一つの言葉にある熱と重み。

絶対に次の事業も成功できると言い切る自信。

 

シンプルにカッコよかった。

その日の夜にfacebookの創業物語を映画にした「ソーシャルネットワーク」を観て、もう絶対に森川さんやザッカーバーグの様に、今世の中にないものを生み出す起業家になると決めました。

 

夢が公務員から社長。社長から起業家になり、今はその起業家になりました。

だけど、まだ何も社会に対して価値を生み出していません。

 

ヘルスケアの事業で生きていく。

治療行為に繋がるものはまだ作れないから、今ある最先端の医療技術や予防医療製品と僕らの生活の導線を作る様な事業を行う。

 

そんな風に決めてから、まずは自分たちの会社の方向性に近い会社と代理店契約を結ぶためにインターンという名の営業修行を行なっています。

 

来月生きていくためのお金を生み出しながら、自分たちの想いが乗った新規事業へ流せるお金を生み出す事に必死です。

なかなかインターンでも失敗の数が多いです。

 

成功するかも分からない、明日、来月、来年どうなるかチームの誰も分からない中、自分の大好きな漫画やアニメを見る時間や好きな人たちと遊んだりする時間を割き、共同創業者と言い合いしたりし、寝る間も惜しんでやった先に何があるんだろう?って考えたりします。

 

でもグダグタ言ったり悩んでいたりしても、自分の憧れた起業家には慣れない。

夢から僕に近づいてくることはありえないから、僕が頑張って近づくしかない。

 

マジで本当に社長とか起業家って肩書きには何の意味もないと実感しました。

自分たちの会社が如何に社会に価値を提供できているのか。

達成すべきことはこれだけです。

 

今は全然まだまだだけど、

これから会社の仲間が増えていき、生きるための議論よりも、自分たちの夢を実現する事業を語る時間が増え、お客様が増えていき、いずれ誰もがいつの間にか使っているサービスや商品を提供できる。結果、世の中が良い方向に変わっている。

 

早く胸を貼って、

「あの時自分がなりたかった起業家になれている!次は、、、」

と語れる様になります。今日も楽しんでこー!