写経と座禅会での学び

今日は、昼からのそのそと動き出し、鎌倉に行ってきました。

 

主に【写経】と【座禅】を体験するためです。

 

円覚寺という有名なお寺でまずは写経を体験。

1000円を払って、受付のお姉さんからお経が書かれた紙、筆、水さし、写し紙をもらい、写経部屋に案内されました。

 

何と、僕以外誰もいないw

だけども窓から見える景色は物凄く綺麗でした。

 

今回は、お経を写していく、最後の部分で自分のお願いごとを書くということでした。

 

実際にお経を書き始めてみるとこれは本当に難しい。

なかなか真っ直ぐに書いたり出来なかったです。

 

書いている間は、ずっと

「自分が今、一番成りたい自分と成し遂げたいことは何だろう?」

と自分に問いかけていました。

 

昨日のSlushAsiaでの良い影響もあり、

今の成りたい自分は、

情熱があり、努力ができ、物事を形にできる人。

 

成し遂げたいことは、

Seafoodのプロジェクトを形にすること。

 

それをまとめると、

「情熱と努力で、夢を形にする」

ということに成りました。

 

正直ちょっと恥ずかしかったのですが、これが今の自分の成し遂げたいことなんだから仕方がない。。。

 

この写経はお坊さんがお寺に収めてくれるとのこと!

写経に没頭しながら自分と向き合うという意味では、かなり素晴らしい時間でした。

 

また近いうちに絶対来ます。

 

その後は、カフェなどで休憩を挟みながら、1km離れた建長寺へ。

ここでは、座禅の前に素晴らしい体験が待っていました。

 

建長寺の奥を進んでいくと、なんだか異世界の入り口のような鳥居がありました。

雨と時間も遅かったせいで、周りには誰もいないところが余計に雰囲気を漂わせていました。

 

果てしなく続く階段があり、登るのは嫌だったのですが、なんだか不思議なパワーに吸い寄せられ、階段へ足を踏み出しました。

 

途中は本当にきつく、何度も引き返そうと思いましたが、

「この上には、何か飛んでもない景色があるかもしれない。人生もこの階段も登ってみないと上の景色はわからない。」

そんな風に意味不明なことを思いながら、階段を登り切りました。

 

そこにいたのは、大小様々な天狗達!!!!

本当に驚きました。

天狗は好きな妖怪だから、何だか漫画の世界に飛び込んだみたいでめっちゃワクワクしていました。

あの景色は、ぜひいろんな人に見て欲しいし、僕ももう一回行きたい。

 

そのあとは、お待ちかねの座禅会。

日本に禅を一番最初に伝えたという由緒あるお寺、建長寺

 

日本の禅の始まりの地で行う座禅は本当に有意義なものでした。

 

座禅のやり方テキストブックから始まり、座禅会、和尚さんのありがたいお話など、これだけで3000円はくだらないという内容が無料でした。

 

特に、座禅を行っている時の感覚が研ぎ澄まされ、一つのことに没頭している感覚は何度でも味わいたいものでした。

 

最後の和尚さんのお話で心に響いたのは、

「やらされているからやる。機会があるからやる。それは違うのではないか?

座禅も、あなたが今やりたいことも、あなたがやりたいからやるべきだし、本当にやりたいことなら寝る間も惜しんでのめりこむことができるだろう」

という言葉でした。

 

僕は、座禅をやっている時みたいに、今目の前にあるプロジェクトに没頭しているのだろうか?

もっと時間をかけたり、寝る間も惜しんでできるし、やってみるべきではないだろうか?

 

そんな風に思い震わせられる言葉でした。

 

これからは、定期的に鎌倉に通いながら、

座禅を習慣化し、何かに没頭するという感覚は常に持つようにします。

そして、座禅だけでなく、自分のやりたいSeafoodプロジェクトにも寝食を忘れるぐらい没頭していきたい。

 

明日は朝から座禅があるので、今日はさすがに寝ますが。w