身体が動かなくなって思う友人の大切さと時間の終わり

 

今日、朝起きると腰と右太ももに激痛と痺れが。

寝返り打つのもきついし、座れない、立てない、歩けないとまあまあピンチ。

1時間近く格闘して、やっと痛みを振り切って立ち上がる決意が。 

 

 10分以上かけて立ち上がり、お手洗いまで歩き始めると、一歩歩くたびに激痛が走り、足はガクガク震え汗はびっしょり。

 

部屋に戻った後には立つことに耐えられるず、倒れて一歩も動けなくなってしまいました。

そこから更に2時間格闘して、助けを求める事を決意。

 

友人に片っ端から電話し、1人の友達が1時間後に来てくれる事に。

 

友達が来てくれる間、一歩も動けない僕は色んな事を考えてました。

 

何でこうなった?

歩けなくなったらどうしよう。

痺れが激しいんだけど、半身不随とかになったら自由に走り回れないな。

これから自分の企業も軌道に乗せる予定だったのに今動けなくなったら何が残る?

まだ何も成し遂げてないし、まだ夢までの道のりのだいぶ序盤なんだけど、これで終わり?

シンプルに金どうしよう。

こんなになるなら時間の使い方も仕事への注力の仕方も120%の全力でやれば良かった。

くっそマジこのまま動けなかったらやり残しが一杯ありすぎる。

 

 

などなど。

沢山の事を考えてました。

 

友達が来てくれ、肩を預けながら何とかタクシーに乗り込み、クリニックへ。

立つのも歩くのも座るのも苦痛だから、診察室に着いてすぐベッドに倒れ込み診察。

 

結果、ヘルニアが悪化してるとのこと。MRIが取れる設備が無いため一時的な痛み止めで対応をお願い。

薬をいくつか貰って診察終了。

 

その後薬が効いてきたら、何とか自力で歩ける様になりました。

今は薬を飲めば足に痺れはあるが杖をついて歩ける。

何とか無事想定してた最悪からは脱出。

 

今日のこの経験は自分の人生の中でもかなりのピンチで、本当良い意味で自分の価値観を変えてくれた。

 

①友人の大切さ。

→本当に困ってる時に嫌な顔せず手を差し伸べてくれる友人がいる事の幸せ。

今日俺を助けてくれた友人には一生感謝してもしきれない。本当彼が助けを求めてくれたら全力で彼の力になりたいと心の底から思う。

 

②時間には終わりがある。しかもそれがいつ終わるか分からない。

→前日元気でも次の日には一生身体が自由に動かないかもしれない。

自分の時間に終わりがある事を実感できたのは本当にプラス。今は身体が自由に動けないが、これからはもっと全力で自分の人生を生きる。

 

今日も良い一日でした。

僕のいきなりの電話に対応してくれ、心配してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

 

これからも夢に向かって全力疾走していきます。

 

 

 

毎日記事書く習慣を作りますと壁を突破するとか言う話

先週の1週間はインターンに来てから2ヶ月半目。

インターンの中でも1番学びが多い週になりました。

 

ただ学びが多い中でも、僕は記憶力が悪い分、一度アウトプットをしないと忘れてしまう。

日報とは別で学んだこと、感じたことを口語ベースの記事で毎日ここにアップしようと思います。

 

時間は15分間のみ。時間は21時から23時の間取ります。それ以上の時間は使わない。

正直そんな余裕はないんだけど、尊敬する上司がよく口にしている自分に負荷をかけているってやつですね。

 

先週の学びとしては大きかったことは

①突破できる壁しか来ない。しかも大体もっと早くに突破できる。

②準備を甘く見積もる傾向にある。準備こそ1.5倍の設定で。

の二つです。

 

①突破できる壁しか来ない。しかも大体もっと早くに突破できる。

先週の木曜日まで1日でテレアポ10件とることは不可能だと思ってました。

今ままで最高1日3件だったし、正直無理だろと。

 

だけど1日10件取れました。しかも、改善点を直せば1日15件以上のアポもとることが可能と言うことを実感できました。

 

僕は素直じゃないから、先輩に1日10件のアポを取るのが普通。と言われた時にそれは無理だと思いましたが可能でした。

結局僕が勝手に自分の経験則からそんなジャッジをしていただけ。先輩は今ままでの経験則からそれが出来ると思って僕に言っていた。

 

もっと早く素直に聞いていればもっとはやく壁を突破できたと思ったのが先週の木曜日。

だから言われた事は素直にやる。本当。 

 

②準備を甘く見積もる傾向にある。準備こそ1.5倍の設定で。

僕は基本自己評価が無駄に高いです。認めたくないけど。

だから「俺ならこれぐらいでいけるだろ?」とか思い、準備を怠りがちです。

 

そんなことない!そう思った時はいつも結果は散々なものです。

先週はこんな指摘を。

「12件のアポが取りたければ、なぜ20件のアポが取れるような準備をしていないのか。」

 

この言葉は僕の今ままでのインターン生活の全てを物語っています。

本当に準備が足りない。実力がないのであれば準備をする。当たり前。

 

準備が9割。

 

だから僕は来週のアポで行く新規施設から契約書を7枚貰うために14枚貰えるようなアポイントの入れ方、準備を行なっています。

 

明日も何か書きます。 

 

 

会社設立しました。正直な気持ち。

3週間近く続いた法務局とのやりとりが終わり、

8/21(火)に株式会社X Healthが設立できました。

(本当は最初に書類を提出した8/3が書類上の設立日だけど、8/21が大安だから21で。笑)

 

憧れていた社長とか起業家とか言われるやつに肩書き上はなりました。

だけどあんまり実感はありません。

 

初めて社長になりたいと思ったのは、小学4年生の社会の時間。

当時親から公務員になったら安泰だよ!給料高いし!と言われてて、公務員になるかプロバスケ選手になりたいなって思っていた僕に、社会の井上先生が一言。

「友人の社長がフランスの家具を輸入して売って年商1億円なんだよねー」

 

その時は本当にびっくりしました。

え?公務員の何倍?だったら社長になったら好きなバッシュも買えるし、皮のボールも買えるし、試合の日にウィーダーも飲み放題じゃん!と思いました。笑

 

バスケをやってたからプロ選手になりたいと思っていたけど、試合にスタメンで出れない僕がプロ選手になれるとは本気で思ってなかった。

そんな時に聞いたこの話で社長になるって決めました。

 

大学2年生の時に、LINEを作った森川さんと食事した際に社長から起業家になりたいと思いました。

僕が森川さんに会ったタイミングはちょうど来月でLINEの社長を辞めますと言うタイミングでした。

 

食事の時に、LINEを創った裏側の想いとその成功を捨ててC Channelと言う新しい事に挑戦する森川さんの姿勢。

静かで大らかだけれども、一つ一つの言葉にある熱と重み。

絶対に次の事業も成功できると言い切る自信。

 

シンプルにカッコよかった。

その日の夜にfacebookの創業物語を映画にした「ソーシャルネットワーク」を観て、もう絶対に森川さんやザッカーバーグの様に、今世の中にないものを生み出す起業家になると決めました。

 

夢が公務員から社長。社長から起業家になり、今はその起業家になりました。

だけど、まだ何も社会に対して価値を生み出していません。

 

ヘルスケアの事業で生きていく。

治療行為に繋がるものはまだ作れないから、今ある最先端の医療技術や予防医療製品と僕らの生活の導線を作る様な事業を行う。

 

そんな風に決めてから、まずは自分たちの会社の方向性に近い会社と代理店契約を結ぶためにインターンという名の営業修行を行なっています。

 

来月生きていくためのお金を生み出しながら、自分たちの想いが乗った新規事業へ流せるお金を生み出す事に必死です。

なかなかインターンでも失敗の数が多いです。

 

成功するかも分からない、明日、来月、来年どうなるかチームの誰も分からない中、自分の大好きな漫画やアニメを見る時間や好きな人たちと遊んだりする時間を割き、共同創業者と言い合いしたりし、寝る間も惜しんでやった先に何があるんだろう?って考えたりします。

 

でもグダグタ言ったり悩んでいたりしても、自分の憧れた起業家には慣れない。

夢から僕に近づいてくることはありえないから、僕が頑張って近づくしかない。

 

マジで本当に社長とか起業家って肩書きには何の意味もないと実感しました。

自分たちの会社が如何に社会に価値を提供できているのか。

達成すべきことはこれだけです。

 

今は全然まだまだだけど、

これから会社の仲間が増えていき、生きるための議論よりも、自分たちの夢を実現する事業を語る時間が増え、お客様が増えていき、いずれ誰もがいつの間にか使っているサービスや商品を提供できる。結果、世の中が良い方向に変わっている。

 

早く胸を貼って、

「あの時自分がなりたかった起業家になれている!次は、、、」

と語れる様になります。今日も楽しんでこー!

 

哲学、信念、軸、生きる意味とかを問われる話。今回は信念。

 「会社としての理念やスタンスがない。結果、判断軸ブレている。

その根本的な原因はお前がどう生きたいのか?この会社で何を実現したいのか?がブレているからだ。お前の中に信念や哲学がないからだ。

お前の得意の先送りで後で考えようとした結果が今の状態だ。」

 

こんな事を尊敬する方に言われた金曜日の朝8時。

(朝から言われる事にしてはヘビー過ぎたw)

 

久しぶりに問われた生きる意味ってやつ。

 

それを問われてから信念って何だろう?って何で俺生きたいるんだっけ?とかを金曜日の夜ぐらいから考え始めている。

(それを考えて日報に落としていたら約束に遅刻したのは内緒。笑)

 

正直、納得いく答えはまだ見つかっていない。

だけど、自分なりに考えた「こう生きたい!(信念?)」を書いてみます。

 

一番しっくり来たのは、これ。僕が大好きなBlue Giantのワンシーン。

f:id:yyyyyggggg:20180819234700p:plain

f:id:yyyyyggggg:20180819234714p:plain

僕の中でのこう生きていきたい!(信念)と言うのは3つ。

①1日をこれ以上使えないってぐらい夢に向かって必死に生きる。

 

圧倒的な努力が出来ること。Blue Giantの大みたいに文字通り自分の全てを乗っけて、目指せる夢がある。

そんな自分でありたい。

 

僕が人生で一番全力で努力していたのは、高校1年生でバスケをやっていた時。

ちょうどその時は、ユニフォームを貰えるか貰えないかの瀬戸際。

 

だから、誰よりもあの時のチームの誰よりも努力したと思う。

朝練は毎日来て先輩たちと1on1して、昼の練習の前後で友達とディフェンスのフットワーク練習して、夜は練習終わって毎日公園にいき幼馴染たちと電気が消えるまでバスケに明け暮れる。

 

あの瞬間が好きで濃ゆくて楽しかった。

でもあれは一時期のこと。高校時代のひと時の話。

 

でも僕が今チャレンジしている「起業(企業)」って奴は嬉しいことに終わりがない。

永遠に僕が夢を追いかけてられる。必死に毎日を生きられる。

 

 

② 努力の先には必ず成功がある。少なくとも日本一を取る。

 

僕は漫画が大好き。好きな理由は主人公たちの生き様がかっこいいのと必ず夢を叶えるから。

大体の漫画では、主人公は自分の夢を追い続け、沢山の挫折を経験しながらも、最後は必ず夢を叶える。

Blue Giantの大も必ず世界一のジャズプレイヤーになる。

 

これがもし夢が叶わない物語だったら凄い悲惨になる。

どんなに努力をしても報われない。誰かの影で終わってしまう。

少なくとも僕は、そんな人生は嫌だ。

 

中二病の表現だけど、

自分の人生って言う物語はサクセスストーリーでありたい。

 

今は沖縄から業務提携の為のインターンに来て、毎日ボコボコにされて結果もまだ出せていないけど、 そんな底辺の僕らが日本一のヘルスケアのサービスを創って沢山の人たちの人生を良い方向に変える。

 

そんなサクセスストーリーを思い描いている。

 

③ 熱がある言葉を。熱がある仲間を。

 

本気で夢を追いかけている人が夢を語る時、言葉には熱が灯る。

気づいたら周りもその言葉につられて熱が灯っている。

そしてその熱を灯す言葉の最低条件は、自分が心の底から本気で言えているかどうかと言う事。

 

この2週間基準の高いところで仕事をした結果、仕事で成果を出す人には一定の法則があり、その原理原則をしっかりやれば成果は出せると実感する機会があった。

それは技術や方法論だともわかった。技術や方法論は時間をかければ身につく。

 

誰かの心に熱を灯せる夢を語れないと起業家としては失格。

最近の僕は、見栄を張っていたり自分の実力が伴っていないのに夢を語るのが恥ずかしくて、言葉は薄っぺらく熱が灯っていなかった。

 

でもよく考えたらそんな事は本当にどうでも良い。

自分の夢や創りたい世界を自分の言葉で語るところからしか何も始まらない。

技術や方法論は後から付いてくる。まずは夢。

 

ましてや俺は自分の能力があまり高くない分、自分の熱を周りに伝えて仲間を募ることが必須。

まずは嘘偽りのない自分の言葉で夢を語ることから始めようと思った。

 

まずはこの3つが自分の生きたい自分。

この1週間はこれを自分の言葉で話せるようにする。

 

来週は今やりたいと思っていることを自分の言葉で嘘偽りなく書きます。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

「手段の目的化」を避けて目の前の仕事に全力を注ぐって事を実感した話。

僕は手段が目的に変わりやすい人です。

正確に言えば自分で気付かないうちにいつの間にか道を外れている感じ。

それを直してくださるのは、大好きな周りの人たちな訳です。

 

先週から僕らはインターンという名の研修を東京で行なっています。

何でそんな事する事になったか詳しくはこれ。

yyyyyggggg.hatenablog.com

 

生活としては、

朝5時前に起きて、シャワー/準備と今日の目標などを設定したりして、1時間の通勤では本とニュース、会社の前のタリーズで朝ごはん食べながら8時までに今日の仕事に必要な準備をして、8時から始まった仕事は22時近くまで行い、帰宅時は録音して営業電話を聞きながら修正点を探して、家に帰ると同時に明日の仕事に必要な準備をして、2時に就寝。そしてまた5時に起床。

 

みたいな感じです。笑

 

別に忙しい自慢をしたい訳じゃなくて、こんだけ必死に生きている中の僕は、東京にきた本来の目的を欠落させた1週間を送ってしまっていたという事。

 

僕的に手段の目的化が一番起こりやすいのは、

「何の為にこの仕事をやっているのか、自分にとってなぜ必要なのかを整理しないまま、目の前の仕事に没頭しすぎた時。」

 

もちろん。

目の前の事に全力を注ぐ事でしか、次のチャンスはやってこない。

だから与えられたor自分でやると宣言した仕事は100%で返すのは当たり前。

会社にとってベストな成果を出すことが大切なのは理解しています。

 

だけど、そこに

「何の為に一生懸命目の前の仕事に向き合っているのか、自分にとってなぜ必要なのか?」

が欠けると最初は仕事としてやっていた事も作業になってしまう。

 

気づいたらやらされている感になって、1日の仕事が終わっていました。

 

それに気づいた時に、もう一度目的を整理しました。

 

営業研修の目的は、

代理店契約を結び、ヘルスケア企業としての実績と収益源のある事業を作る事。

 

達成条件は、

3ヶ月間である20件の新規顧客を獲得する事。

 

今やっている1週間の仕事は、

新規の営業を行う前に、自分たちが提供する商品やサービスの特徴と内容、セールスポイントを知る事。

 

僕らが今この瞬間掛けている電話は、

自分たちが商品を提供するお客様が商品をどのように認識していて、お客様が何で困っているのかを知る事。

 

てな感じで整理しました。

すると不思議な事に姿勢が変わる。昨日まで仕事前に準備していた準備物もより仕事で使用できる物に変わる。自分が行なっている目の前の電話の質が変わる。

 

自分の人生の時間を使って、仕事をする訳だから、やるなら100%。やるならNo.1。

だけどその為には、自分の中で、今なんでこの仕事をやっているのか?を整理する必要がある事を実感しました。

 

余談になりますが、

今の職場は正直恵まれすぎている。

 

僕が尊敬する代表は週3でご飯に連れて行ってくれ、叱咤激励をしてくださり。

(主にお前はここが足りないと言われているwでも経営者としてこうあるべきと言う本質を突くアドバイスをしてくださる)

 

役員の方は大宜味と僕の為に毎日朝1時間早く出勤し、僕らに個別で指導をしてくださり、

(主に仕事へのスタンスと周りのを指摘してくださる。)

 

僕らの直属の上司の方は、土日でも僕らの質問に答えてくれ、細かく指導をしてくださる。

 

正直、ここまで時間とお金を掛けてくださるとは思っていなかった。

この1週間で分かりやすく自分の視座と基準は上がった。

(社会人としても、経営者としても。)

 

あとは自分がしっかりブレずに目的/目標達成の為に、目の前に仕事に取り組むだけ。

と言う事で、明日も楽しもう!!!

全部出す。自分の全力をいつも出す。そうすると幸せがやってくるらしい。

僕は絶対に揺るがない世界で1番尊敬する人と2番目に尊敬する人がいます。

 

世界で1番目は、女手一つで僕ら兄妹4名を育ってて、泣き言どころか毎週友達と遊んで挙句の果てに「バツイチの会」とか作り始めて人生を楽しんでいるお母さん。

 

そのお母さんを育てて、85歳の今も現役の植木/庭職人のおじいちゃんは世界で2番目に尊敬してます。

f:id:yyyyyggggg:20180718232944j:plain

 

今日は創業の挨拶も兼ねて、おじいちゃんの所に行きました。

 

昔の記事にも書いたけど、

僕が自分の会社を創ろうと最後の覚悟を決めたのはおじいちゃんが心筋梗塞で倒れた時に何も出来ない事が悔しかったからです。

 

この出来事がもともと会社を創ると決めてた決心を揺るがないものにしました。

 

5ヶ月前に心筋梗塞で倒れ、3週間近く入院したおじいちゃんは今は何と、

週6で仕事をしています。笑

仕事を始めた最初はおばあちゃんを含めみんなが心配していましたが、木を運ぶための軽トラを中古で買った時から心配するのを辞めました。笑

 

 おじいちゃんは14歳の頃から家族を養う為に仕事を始めたそうです。

その後おばあちゃんと結婚し家族を持ち、八重山から沖縄本島にきて人の家を間借りさせて貧乏生活を始めたのが50年近く前。

沖縄本島に来た時は貧しくて仕方なかったとのこと。それでも個人事業主として、木を作って、庭を作って、家族は増え、こんな感じの写真ができるぐらい。

f:id:yyyyyggggg:20180718232948j:plain

 

そんな儀間家の大黒柱で尊敬するおじいちゃんがこれから会社を立ち上げる僕に話したアドバイスが心に刺さったので、今日は記録として書き留めて置こうと思います。

(かなり心に響いたから忘れないと思うけど、僕は僕の記憶力を全く信頼していないw)

 

 心に響いた言葉は主に二つ。

 

一つ目は、

「アレもこれも手を出すんじゃなくて、まずは一つの事を続けなさい。」ということ。

 

----

おじいちゃんの周りには、たくさんの同業者がいた。個人事業主や経営者の方もたくさんいた。

だけど、自分のやると決めた事をやり切ったと言えるまで出来なくて、儲けれるからといって色んなものに手を出した人たちはみんないなくなった。

まずは色んな人から「この仕事なら勇樹に」と言われるような仕事を一つやり切って見なさい。

----

 

おじいちゃんの植木職人歴は、60年以上。

庭師を始めたのは植木の事業が形になってから。

(それでも庭師は40年ぐらい極めているw)

 

植木の事業が形になり、その木を求める人が庭もお願いし始めた事がことの始まりらしい。

一度の庭作成は数百万もあるとかいう職人の境地に来ていることは最近知った。

 

金額は指標の一つに過ぎないけど、少なくともおじいちゃんの仕事の価値がこんなにも高く、かつ求められていることになる。

 

庭作りは一定の収益を出せるらしいけど、それでも植木を作り、自分たちの木に圧倒的な自信があるからこそ良い庭造りができるらしい。

 

目の前の利益の為に机を作る僕とは大違いだ。本当。

 

 

二つ目は、

「どんな小さな仕事でも今の自分の精一杯でやる」ということ。

 

繋がりもないなか個人事業主として仕事を始めたおじいちゃんは、最初は大きな仕事がなかなか出来なかったらしい。本人曰く実力も足りなかったらしい。

 だけどその代わり、来た仕事は今の自分が出せる精一杯でやり続けたみたい。

 

----

実績もない人に仕事をくれた人には感謝しなさい。

その人の期待に全力で応える為に全力でやりなさい。

 

こんなんでいいかって言う気持ちが残るような仕事はやっちゃいけない。

必ず「やりきった!これ以上はない!」って自分が心の底から思える仕事をね。

その姿勢は必ず人に伝わって仕事の結果にも繋がり、巡り巡って自分に幸せが帰ってくるから。

だから仕事は一生懸命やるんだよ。

----

 

5年前からやっと日曜日に休みを取るようになったおじいちゃん。

14歳から80歳までこの姿勢で仕事を続けた結果が、家族からも仕事仲間からも友達からも尊敬される人になっている。

そう思うとおじいちゃんの偉大さを感じずにはいられない。

(BLUE GIANTの大みたい。)

 

----

 

「100歳まで生きないとね。そしたら勇樹の成功も見る事ができるさ。楽しみだね。」

 

今日の帰り際にこんな事をおじいちゃんに言われた。

 

僕はこんな事をおじいちゃんに言ってもらえるほど、何も出来てないし何も残せていない。

おじいちゃんと比べると今の自分の器は本当に小さい。

 

でもこんなカッコよくて尊敬できるおじいちゃんに期待されたらやっぱり嬉しいし、良いところ見せたい。

だから必ずおじいちゃんが元気なウチに成功の片鱗を見せれるような所までここ5年で到達するって今日決めた。

 

おじいちゃんにかっこ良い所見せたいっていうのは、会社を頑張る理由の全てではないけど、会社を頑張る大きな理由の一つになりました。

本当に結果を出したい。

 

あー泣きそうw

来週法人登記です。頑張ります。

 

f:id:yyyyyggggg:20180718232939j:plain

大好きなおじいちゃんとおばあちゃん。おじいちゃんは超愛妻家です。笑

目先の利益を追って大失敗したお話。

「今月出費が多いから赤字かも。。。」

 

そんな話が共同創業者の大宜味との会話で出たのは、2週間前。

 

ところが僕らの決まっている売上が出るのは来月の話で直近の売上はゼロ。

もちろん仕事自体は朝から夜中までやっているし、売上を出すようにしているけれどもまあ中々売上が出ない。

 

その時の僕らは「短時間で利益の出る仕事」が大切に見えて、机作りをやることにしました。

メルカリなどに机を投稿して、注文が入れば作るというシンプルな仕事。

作業時間の割には利益率が高かったりするので、僕らは注文が入る度に「今月も生きのびれる!!」と舞い上がって居ました。

f:id:yyyyyggggg:20180704091332j:plain


 だけど、それが大きな失敗だと気づいたのはこんな机を11個作ってから。

(もう少し早く気づけよ!!って突っ込みは受け付けてます。笑)

 

やって見て気づいた事は費用対効果が全く合わない。

 

良く会社の資源にはヒト、モノ、カネ、情報がある!それを上手く回してなんちゃらだ!みたいなことが言われます。

 

だけど、創業期の会社ってこの4つ全部がない。

というか大事な資源はたった1つしかない。

 

「時間」です。

僕らの机づくりは唯一持っている時間という資源を全く活かせて居ない仕事でした。

 

大切な時間を短期的な利益のための机づくりに使った事で失ったものは二つ。

①僕ら創業者がヘルスケア事業を創るための時間とスキル

(机づくりは終わった後にスキルとして何も残らない。だったらその時間を新しい事業を創ることにコミットした方が次に繋がるスキルが残った。)

 

②ヘルスケア企業と歌いながら机を作るという事で失う周りの方々からの信頼。

 

(目先の利益に惑わされて机作っているヘルスケアのIT企業と誰が一緒に仕事をしたいんだってお話。) 

 

机が作れるスキルが身について、10万ちょっとの売上が出たら、自分たちの創りたい世界を創れるのか?

答えはNO。

 

僕らは

「自分の身体の状態を定期的にチェックし病気になる前に防ぎ、2世紀生きる人が当たり前の社会を創る」

その為に起業したのであって、机職人になる為じゃない。

 

今回、自分たちの事業とは全くもって関係なく、繋がりもしない事業を展開した事は大きな失敗だった。

これによって創業期の僕らが唯一持っている資源である時間というモノを失い、更にヘルスケア企業とうたいながら【机を作っている会社】と周りの方々に認知されてしまった事は本当に大失敗だった。

 

今回の失敗を肝に据え、僕らはもう同じ失敗は繰り返さない。

必ずヘルスケアに繋がる事業をやるし、ヘルスケア(自分たちのビジョン)に繋がらない事は一切やらない。

 

そんな事を大失敗から学びました。