アメリカでの挫折・復活・これから思い描く世界(Part1:アメリカでの挫折)

今更ですが、去年のアメリカ生活で感じたことを赤裸々に言葉にしたいと思います。

たくさんのことがあったので、多分5記事ぐらいに分けて書くと思います。

 

誰も見ていないとは思いますが、お付き合いください。

 

僕のアメリカでの1年間は、一言でいうと「挫折」の1年でした。

 

Movementなどをやったことで、

沖縄では、少しチヤホヤされている!と感じてしまっていた僕は、

自分の実力があまり無いにも関わらず、自分が大きくなった気がしていました。

 

Movementが終わり、モチベーションが最高潮の時に渡米。

正直、自惚れていました。

 

ですが、

そんな僕はアメリカに来たら、

ただの英語があんまり話せない22歳のJapaneseです。

誰も興味を持たないし、興味を持ってくれるような特技もありません。

 

場所が変わっただけで、全てが変わってしまい、

支えてくれる友達もいなく、

英語が流暢じゃない僕はホストファミリーともまともにコミュニケーションがとれませんでした。

 

授業では、僕以外は全員アメリカ人。

そんな中で、教授はいきなり、

「アメリカ最大のスーパーマーケットであるWalmartの経営戦略をディベートしなさい!」

とか言うから、全くついていけない。

そもそも来て1週間の僕は、Walmartがわからない。

 

前期の4ヶ月間は、

朝8時に学校に行き、14時に講義が終わったら、図書館にこもって、少しでもネイティヴの友達に追いつけるように20時まで予習と復習。そのあともお家で24時まで勉強。

土日も朝から晩まで勉強。友達と遊ぶのは、月に2回と決めてました。

 

本当に毎日悔しくて、歯を食いしばって、ずっとずっと勉強してました。

だからこそディベートでネイティヴの友達に勝てた時。

成績優秀者に選ばれた時は本当に嬉しかった。

 

だけど、勉強ばっかりしてた僕は、

友達とも遊ばないし、そもそも人と話す時間が1日1時間もないぐらい少ない。

更に、周りにアメリカ人しかいなく自分の英語が拙いことが顕著にでる環境であったことも影響して、人と喋るのが少し怖くなってしまいました。特に英語では。

 

だから僕のアメリカ生活の前半は、あまり明るくはありません。

人と話すのが好きな僕からしたら、本当に辛い辛い4ヶ月間でした。

ポジティブだった思考も段々とネガティヴになってしまいました。

 

苦しかったアメリカ大学生活の前期が終わり、

友達も片手程度しかいない僕に、3ヶ月にも及ぶ長い長い夏休みがやってきました。

 

なんと3ヶ月の夏休みでも更なる大きな挫折が襲ってくるのですが、それは次回の記事に書きますね。

ってか本当に激しく挫折な日々を送っていたんだな俺。笑

 

時間の流れと自分の成長

おととい急に1通のラインが、

 

「沖縄なう。」

 

送ってきたのは、3年前にブセナホテルでバイトしていた時のバイト仲間でした。

3年前は20歳だったので、時間の流れって早いなーって思いながら、返信すると次に驚くべき言葉が。

 

「子供も一緒なんだよねー」

 

え、子供いるの?まじ?

あいつが母親になるなんて全く想像ができなかったので、とんでもない衝撃でした。

 

次の日に、ブセナのイタリアンで食事。

その時に久しぶりにあったあいつは、立派なお母さんになっていました。

僕が会っていないこの2年間で、結婚・出産をはじめとするいろんなことを経験して、人として成長した元同僚の姿がそこにありました。

 

なんかこみ上げてくるものがあって、隠すので必死。。。

 

彼女が経験したことは、人生の中でもかなりのビッグイベントで、人生観を左右されるものだったと思います。

それに比べたらまだまだ自分は甘ちゃんだな。。。って思った1日でした。

 

もっと、もっと、もっと、人としても、起業家の卵としても成長していきたい!!!って思いました。

とりま早く起業家の卵とかいうのを言うのやめて、起業家として、この世界にチャレンジしていきたい。

 

 

異世界に飛び込む楽しさ

僕は、漫画が大好きです。

週刊少年ジャンプを小学校1年生から購入を始めて、16年になりました。

 

僕は、小説も大好きです。

この3日で11冊の小説を読みました。

 

小説と漫画が好きな理由は、

その場にいながら「ワクワクしたり感動したりできる異世界に飛び込める」

からだと思っています。

 

小説や漫画を読んでいる時の僕はここにいる感じがなく、目の前の本に没頭しています。主人公や作者の気持ちを考えながら純粋に本の世界に飛びこんでいます。

 

今までで1番好きだった小説は、「夢水清志郎シリーズ」、1番好きだった漫画は、「SKET DANCE」でした。

今振り返ってみれば、日常に起こりうりそうだとか、自分にもできそうだとか、そういう感情が強く湧くような作品にはより思い入れがあるような気がします。

 

今回はまった小説は、ソード・アート・オンラインというVRゲームでのファンタジーストーリーものでした。

 

正直、この作品は衝撃でした。

VRやAR、人工知能の未来が描かれていて、めっちゃめちゃワクワクさせられました。

こんな未来が本当にきてほしいし、ぜひ作り手になりたい。

そう思わせてくれる作品でした。

 

これを読んだ後に、真剣に小説家、もしくは漫画家の道を考えたのですが、

 

文字や画像で仮想の世界を作るよりも、

現実に漫画や小説の中にしかない世界を作る方が面白そうだ!って思ってしまうから不思議ですよね。つまるところ中2病なんです。笑

 

でもこれをただの中2病で終わらせないように明日も頑張ろう!

今月で事業計画書をまずは作り上げるぜ!

 

 

取捨選択の必要性とふと感じた幸せ

「お前、色々手を出しすぎじゃないか?」

尊敬している上司からそんなラインがきたのが1週間前。

それをきっかけに、この1週間は自分が今やっていることを細かく整理していました。

 

すると、予想以上に抱えているものが多い。

-Movement

-とぽインターン

-Seafood

-講義

-ISUCON

-ハッカソン

 

自分の体と使える時間は一つしかないのに、やっていることが6個もある。

しかも、これにプライベートを入れたりしたら7個だ。

 

このままだと何も成し遂げられないし、全部中途半端になってしまう。

本当に自分がやりたいことって何だっけ?

 

それを自問自答しました。

最初はわからなかったんですが、スティーブジョブズスタンフォード卒業式の伝説のスピーチを見て、何となくですが、やりたいことが見えてきました。

 

「今日が人生最後の日なら、私が今日やろうとしていることは、本当にやりたいことなのか?」

 

その言葉を自分に当てはめて見たときに、

やっぱり、自分の夢を追いかけたい。それを一番実現できるのは、Seafoodだ。と思いました。

 

 だから、抱えている6個のものを3つまでに絞りました。

この1年以内に講義とSeafoodの2つまで絞り、卒業後は1つにしたいと思います。

 

これで今まで6分割していた時間を3つに分担することができます。

 

ここまで絞っていく中で、ふとあることに気がつきました。

ありがたいことに、僕は今抱えている6個の他にも、いくつかのプロジェクトに誘っていただけたりしています。

 

大学1年生の頃の僕は英語の「I want」もわからなかったし、クラスで受けていたレポート作成論は全く理解できませんでした。

要は能力がなく、誰にも、どのプロジェクトにもいらない存在だったんです。

 

だけど、今は選択肢が多すぎることで悩んだりしている。

 

「誰かに求められる」

よく考えたらこんなに幸せなことはないんだ。ということに気がつきました。

 

だから、これからももっと成長して、もっと上のレベルの人たちから求めれられるような人間になりたいと思いました。

 

よーし、形にしよう。Seafood。

 

 

 

終わり、始まり?

今日、2年前に始めた一つのプロジェクトから手を引くことを決めました。

 

自分の1年間をかけたものを手放すというか、やることを諦めるのは、心がもやもやしました。

だけど、もうやりたいと思っていないことを、本当は自分が一番わかっていたんだと思いました。

 

「最近、何がしたいのか分からない」「なんでAppleを作りたいの?」

 

そんな言葉が突き刺さるのは、自分の心の中でもそれを感じているからだとわかっています。

 

正直、22年間生きてきた中で、今が一番苦しい。

自分の道を見失っている気がしたり、今まで掲げていたことが正しいのかと思ったり、自分が本当にこれがやりたいのかと思ったり、迷うことの方が多いです。

 

でも、何を選んでも、たらればなんてないから。

自分がいかに頑張って、自分の決断を正しいものにするのか。

 

これだけだと思います。

 

今日の決断は苦しいけど、大きな決断でした。

この決断を少しでも良かったものにしていきたい。

 

多分あと二つぐらい決断をしていく必要がある。

「背水の陣」にしなければ。。。

 

とりあえず、明日の朝は「覚悟の磨き方」という本をもう一度読み返そう!

人生って何があるか分からないから、もっと頑張ろう。

あまり記事にしたい事ではありませんが、自分の記録として残しておくために書かせて頂きます。

 

最近は嬉しくないことがありました。

 

 

つい2日前、

僕の高校時代の同級生が、事故で亡くなりました。

 

僕はその知らせを講義の5分前に聞いて、頭が真っ白。

パニックになりました。

 

彼とは、正直そこまでの絡みはなく、みんなで遊びに行った時などに少し喋る程度でしたが、予想以上にショッキングな出来事でした。

比較的安定と言われている会社に就職が決まり、5年付き合っている彼女もいて、友達にも恵まれいつも和の中心にいた人でした。

そんな順風満帆な人に対してでも、突然不慮の事故は起こってしまう。

 

告別式に行き、泣いている親族に囲まれた彼の大きな写真を見たときに、悲しさと悔しさに似た感情が込み上げてきました。

 

後悔ややり残した事だらけなんじゃないか?

最後の瞬間は、どんな想いだったのか?

 

そんな考えたくない事まで考えてしまいました。

 

告別式で彼を見送ってから、今日で2日が経ちましたが、

何事もなかったかのようにいつもの日々が始まっています。

 

人が一人、亡くなったにも関わらず、もう日常に戻っている自分も嫌だし、こんな日々が続けば今抱いている感情すら忘れてしまいそうで、もっと嫌です。

 

きっと僕が今、この世を去っても、1ヶ月もしないうちに身近な人ですら、僕のいない日常が当たり前になるでしょう。

そして、1年も立たないうちに、思い出す日々の方が少なくなっていく。

 

だからこそ、残っている57年間をかけて、

僕が死んでも使われ続けるものや、残り続けるものを作りたい。

いなくなっても誰かに良い影響を与えられるものを、誰かの日々を支えられるものを、この世に生み出したい。

 

そんな事を強く思ったこの2日間でした。

 

今年の7月から募集が始まるTokyoStartupGatewayに応募できるまでの事業計画をSeafoodで創り上げ、優勝し、11月のMovementで発表したいです。

 

そして、12月31日までに起業し、自分の夢への確実な一歩を踏み出したい。

いや、もう踏み出しているのかな?

 

分からないけれども、いつかこの世を去る最後の一瞬に、やりきった!!!って言えるぐらいの日々を過ごしていきたいです。

 

NEST2017に参加しての感想

昨日と一昨日は、新経済連盟が主催しているNEST2017というイベントに参加してきました。

 

一言で言うと、これが最先端か!という感じでした。

登壇される方々は楽天の三木谷さんを始め、サイバーの藤田さんや小泉純一郎元首相、DropboxのCEOやHARD THINGSの著者、IBMワトソンの責任者など日本だけじゃなく、世界でも活躍する方々のお話は圧巻でした。

 

その中でも、特に印象に残っているのが、孫泰造さんがおっしゃっていた「Basic Incomeではなく、Basic Service。世界のどこにいても、ガス、電気、水、食料、電波などの一定水準のインフラサービスが無料に近い値段で受け取れる」という未来のお話が印象的でした。

 

「Living Anywhere」

 

その世界をぼくらのプロジェクトでも体現したい!と強く思えた瞬間でした。

 

更に、自動運転が既に実現しており、Teslaが今年度中に完全自動運転車を販売する話やがん細胞だけをピンポイントで破壊する薬が既に治験段階を終了し、正式に薬として発売されたお話など、自分たちが知らないところで世界は思った以上に進歩していることを思い知らされました。

 

今回のイベントで思ったのは、

僕は今年はこの大人数の聴衆の一人としてお話を聞きましたが、来年、もしくは再来年には、このイベントを作っている人たちのように、社会の仕組みを大きく動かすことができるような物を作り上げたいと強く誓いました。

 

最後のアフターパーティーでは、楽天の三木谷さんと30秒ほどですが、お話することができました。

 

「世界の名だたる起業家に共通していることって何ですか?」

「Never Give Upなことかな。」

と、僕のしょーもない質問にもちゃんと答えてくれました。

 

きっとこのお話を全く覚えていないと思いますが、

自分が成長して少しでも同じ舞台に近づき、ご飯などを共にすることができたら、あの時の三木谷さんの言葉があったらからここまで来れました。

と言えるような男になります。

 

駄文で、ただの決意表明で、失礼しました。笑